帰ってきてくれた愛犬
先日、布団の中で眠っていると
数年前に虹の橋を渡った愛犬が布団にもぐりこんできた。
こうして帰ってきてくれることは滅多にないけど、たまぁにあること。
ワンコは頭から布団にもぞもぞと入り込み、私の顔の横にぷりぷりのお尻が当たるくらいまでもぐりこんで眠っていた。
いつも一緒に寝てたからね。
『久々やねぇ』と思いながら 顔をさわったり、口元をつまんでみたり、肉球をぷにゅぷにゅしてみたり、顔の横のお尻に顔をすりすりしてみたり・・・
こんな時は、感触も感じている。
毛並みも触り心地も 実感できている。
感じながら『あぁ そうだ。この子は 目が覚めたらいなくなっちゃうんだ。覚めないうちに触っておかなくちゃ』なんてことを理解している。
そりゃあ夢なんだろうけど、私は、こんな時はいつも『戻ってきたんだねぇ』と思っている。
虹の橋のたもとで待ちきれなくて、時々帰ってきてくれてる、って。
いい仔だね。
以前は、匂いも感じてた。あぁ、この仔の匂いだぁ、って。
この間は 残念ながら匂いは感じなかったけどね。
起きた時には 当然、いなくなっていて・・・淋しかったなぁ。
あの仔と初めて会った運命の日は2月の雪が降る日だった。
もう、23年程も前のこと、
虹の橋を渡っていってからも8年は過ぎた。
いつまでも大事な大事なうちの仔・・・