ひだまり

人生後半はゆっくりと心静かに過ごしていきたい

雑 記

今日は 時間がのどかに過ぎた1日でした。

いいお天気で、

朝はチラッと孫たちが顔を出し、

時間を気にせずに家の中でゆったりと過ごせた。

 

夫が用意してくれたトーストの朝食、

インスタントではあるけれど おもちの入ったぜんざいのおやつ、

炬燵でPCいじりながら まったりまったり・・・なにごとも無い穏やかな1日。

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でも、何年か前は、親の急な介護や対応にどれだけ思い悩んだか・・・

認知症の症状による行動、介護離職、入退院、治療方針

親が旅立ってしまってからの相続問題・・・

 

文字にしちゃうと、数年間の重い重い時期が、↑↑たった3行ほどですんじゃうんだなぁ。

『大変』『苦しい』なんて簡単に片付けられない時期だったのにね。

当時は、自分一人での対応なんて物理的にも精神的にも絶対無理で

時間に融通がきく夫が中心に動いてくれてありがたかった。

身体にヒマな時間なんてないのは当たり前だったけど、

眠れなかったり、頭が回らなかったり、どうしたらいいのか苦悩したり、

認知症なんだからとわかっていても自分の親になるとダメなんだよねぇ、感情的になっちゃうし、なんでそう理不尽なんだって打ちのめされるし・・・理解する余裕もないし

そりゃあ ほんとうに色々あって・・・色々考えて・・・胸は苦しくなるし涙も出るし・・・

 

私にとって これまで生きてきた中で一番重くて濃い時期だった気がする・・・

大事な大事な親のことだしね・・・

いなくなってしまうなんて・・・ほんとに ほんとに 考えられないことで・・・

 

でも、そんなこと簡単に予見できることなのにねぇ

年を取った親が いついなくなってもおかしくはない なんてこと当たり前のことなのに、

自分の親はまだまだ大丈夫、だなんてさぁ。

あの時あぁしてれば こうしてれば、もっと早くに仕事辞めてれば、とか後悔の嵐・・・今でもあるけど・・・

 

 

そんな時期もあったけど、少しずつ少しずつ時の経過に癒されて、

今こうしてまったりと過ごせる時間もできてきた。

普段は心の奥深くに仕舞いこんでいるこんな重い想いを

私たち世代の人たちは ほぼほぼみんな色々と抱えながら、なにごともないかのように日常を過ごしているんだろうなぁ。